ロードバイクに乗るときの心がけ - 加賀百万石ですが何か?

ロードバイクに乗るときの心がけ

これは金沢駅のGWの様子ですね。GWとか何かしらのタイミングで色々とイベントをやっていて面白いです。

みなさんは普段の生活の中で,何か心がけていることはあるでしょうか?

忘れ物をしないようにチェックするようにする。

カッとしたときは6秒数える。

やりたいことは思い立ったが吉日。

いろいろあると思いますが,今回はロードバイクに乗る際に心がけていることについてです。

そもそも,ロードバイクに乗るときに心がけるようなことには,どんなものがあるでしょうか。

例えば,歩行者には迷惑をかけないだとか,逆に車に迷惑をかけないとかでしょうか。

もしくは,スピードよりものんびり楽しく!というようなものもあると思います。

僕がロードバイクに乗る上で心がけていることは,

「怪我なく,自力で帰ってくる」

です。

まず「怪我なく」については特に言うまでもないかと思います。

プロの選手などは別ですが,一般の人にとってロードバイクはあくまでも趣味です。

もちろん,「生きがいそのものだ!」とか「仕事よりもロードバイクでしょ!」という人もいると思います。

ただ,程度の差はあれど,基本的には趣味の範疇だと思います。

趣味は楽しんでこそ意味のあるものです。

趣味があるから普段の仕事も頑張れるというような人も多いかと思います。

つまり,ロードバイクをはじめ趣味というのは「人生を豊かにするもの」であって,辛い思いをするものではないというものだと思っています。

そのため,ロードバイクに乗っていて怪我をするのは本末転倒ですので,安全には最も気をつけるべきだと思っています。

「怪我なく」というのは基本的には「自分が怪我をしない」という意味でですが,それは逆に「人に怪我をさせない」ということとほぼ同じ意味になります。

スポーツバイクに乗ったことがない人は実感できないかもしれませんが,ロードバイクは本当に速度が出る乗り物です。

しかも,乗っている人はヘルメットを被っている程度で,ほぼ無防備です。

そんな状態の人が高速で他人に突っ込むと,「お互いに」どれだけ大変なことになるかは明らかです。

そのため,自分が怪我をしないように気をつけるということは,裏返しの意味で「人に怪我をさせない」ということにも繋がります。

次に「自力で」についてです。

車やバイクなどでもあり得ることだとは思いますが,ロードバイクはそれらに比べると比較的車体のトラブルが多い乗り物だと思います。

最も多いものは,やっぱりパンクでしょうか。

しかし,トラブルが多いにもかかわらず,ロードバイクは100kmや200kmなんていう距離を走れる乗り物です。

もし,200km走ろうと思っていて,折り返しの100km地点でトラブルにあって自分で修理できなかったらどうなるでしょうか。

都会の人なら輪行して帰るなんてこともできるかもしれませんが,田舎だともう大変です。

電車やバスなんていう公共の交通機関なんてものはまずありませんし,車も滅多に通りません。

そんなところで,トラブルにあって走れなくなったらもう絶望です。自転車を置いて帰ろうにも帰る手段がそもそもありません。

最後の手段としてタクシーを呼ぶという手もあるかもしれませんが,交通機関がないところなので,料金はかなりの金額になってしまいます。

しかも,タクシーが呼べるところなら,まだマシかもしれません。

ロードバイクでは場合によっては電波が届かないような山の中に行くこともあります。

僕自身,まだロードバイクに乗り始めてあまり経っていない頃に,少し冒険して山の中に入っていったことがあったのですが,そのときに電波がなくて地図が見れなくなり焦った経験があります。

また実際に,ひとりツール・ド・能登 〜2日目:その1〜でも書いた通り,能登半島を一周している最中に急にギアの変速の調子がおかしくなりました。

たぶん,調整しなくても無理やり走り続ければ走ることはできたと思います。

しかし,ギアが思った通りに入らないと,かなり無駄な体力を消費してしまうことになるため,特にロングライド中などは困ることになります。

そのため,「自分の力でちゃんと家に帰ること」というのはかなり重要な要素になると思っています。

基本的には,パンク修理,ブレーキ・変速関係の調整くらいは必要だと思います。

また,落車してしまったときには,車体の一部が曲がったりしてしまいます。

これまた,ロードバイクに乗り始めてちょうど調子に乗り始めるくらいの時期に,一度だけ落車したことがあります。

たまたま運良く,特に怪我にはならなかったのですが,運が悪かったらおそらく車に轢かれていただろうというような落車でした。

そのときに遭遇したのが,「ブラケットが曲がっている」というものでした。

とりあえずホイール,フレーム,駆動系辺りを真っ先に確認して,まぁ傷が付いたくらいだったので走り出そうとして,ハンドルを握ったときに明らかにブラケットが曲がっていました。

たまたま,その数日前に,ブラケットの角度の調整をしていたので,どこのボルトを回せば直せるかということがすぐに分かったので良かったです。

しかし,もし知らなかったら直すのにかなり時間がかかっていたか,最悪の場合は曲がったまま走っていたことになっていたかと思います。

そういう訳で,ある程度のことはやっぱり自分で修理出来るようになっておくことが重要だと思います。

ただ,普通にしていると,ロードバイクの構造に詳しくなれる箇所というのはある程度限定されてしまうと思います。

そういうこともあって,近いうちにコンポーネントを全部交換してみようかと企んでいます。

まぁそれっぽい理由を作って,乗るだけではなくてメカニック方面でも楽しみたいだけですがw

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