【津幡】倶利伽羅不動寺ヒルクライム,ときどき河北潟 - 加賀百万石ですが何か?

【津幡】倶利伽羅不動寺ヒルクライム,ときどき河北潟

今回は金沢駅をスタートにして,石川と富山の県境にある倶利伽羅不動寺を目指します。

最近Twitterやら何やらで倶利伽羅不動寺のイベントなどを見ることが増えてきたような気がするので,「いっちょ行ってみるか!」ということでせっせこ山登りをしに行きます。

こんな感じの真言宗のお寺だそうです。

出展:公式サイト

めっちゃ綺麗。近くにこんなお寺があったなんて。

まぁ今回行くのは真昼間ですが。

時期によってはプロジェクションマッピングをやっていたような気がしたりとかもします。

という訳でここに行きます。あとはついでに河北潟にもチラッと寄って金沢駅に戻ってくるような感じで行きましょう。

という訳で出発

金沢駅から出発です。

めっちゃサイクリング日和。

まずは鳴和方面に向かって,その後ひたすら県道359号線を津幡駅らへんまでひたすら北上して行きます。

津幡まではぶっちゃけ移動みたいなもんです。

特に面白いところもありません。

道幅が狭い割には交通量も多くて意外と面倒です。

途中には石川高専があります。

普通科の高校を含めても,県内では結構優秀な学校です。

たしか。

僕が高校生のときから大きく変わっていなければですが…。

高校時代は金沢駅よりも北側に来ることなんてまずなかったので,今回初めて石川高専を見ました。

高専だけあって(?)綺麗な校舎です。

石川高専を過ぎて少し行くと,めっちゃ小さい「新幹線の見える丘」の看板に遭遇です。

「あ,行ってみようかな…?」とか一瞬迷っているうちに交差点をそのまま直進してしまったのですが,よくよくGarminでコースを確認してみると,そもそもここを右折しないといけなかったようです。

という訳で,「どうせコース沿いにあるなら寄ってみよう」ということで,行先を追加です。まずは新幹線を拝みに行きます。

右折して少し進むとまたまた控えめな看板が見えてきますので,ここを右折。

倶利伽羅不動寺の手前で山を登らないといけないので,ここはのんびりクソ遅ペースで行きます。

少し登るとすぐに新幹線の見える丘に到着です。

公園という扱いなんですね。

I ♡ つばた。

という訳で,後は新幹線が来るまでクソ寒い中ひたすら待機です。

ここに来るまでに意外と日が出ていたせいか,結構汗をかいてしまっていたので激寒です。

極寒です。

そして待つこと約10分。

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!!

さらに待つこと3分。

反対側から。

ズドドドドドドドド!!!

確か1本目が「かがやき」で,2本目が「はくたか」か「つるぎ」だったんじゃなかったかなと思うのですが,気持ち1本目の方が早かった気がします。気のせいかもしれませんが。

という訳で,予定になかった新幹線との記念写真を撮れて満足したので,次はもともとの目的地の倶利伽羅不動寺に向かいます。

新幹線の見える丘からコースに戻って2~3km程行くと登りはじめます。

こんな感じ。冬の間に身体がなまりになまったせいで,これだけの斜度でもツラい。

山頂よりも少し手前の景色。写真撮影ということで「仕方なく」足を付きます。

畑っぽいのがめっちゃ邪魔。

山頂までの距離をまったく調べずに来てしまったので,残りどのくらいなのか全然分からないままひたすら耐えて登っていきます。

すると途中で竹林が。

「竹林があるってことはそろそろ山頂なんじゃね?」という謎理論を提唱しつつラストスパートです。

何の根拠もないけど「体感的にそろそろ200m登っただろうな」ということで頑張ります。

竹林を抜けると丁字路に当たります。

標識には小さく「源平古戦場」の文字が。

左に行くと下り。

右に行くと登り。

「普通に考えると右っぽいけど,古戦場と不動寺って少し離れてなかったっけ?ということはお寺は左の可能性もある?」

とか何とか考えつつ,

「左に下っていってもし間違いだったら,もう絶対登ってこれんわ…」

ということで右折します。

すると,すぐに倶利伽羅不動寺の文字が。

と言いつつも,冒頭のような立派な建物はどこにも見当たらず。

「奥まで行かないといけないのかな?」ということで,のそのそと侵入していきます。

すると,それっぽいものが見えてきました。

剣的な something。「不動寺」っていうからには,不動明王的なアレでアレな剣ってことですかね?

何かそれっぽいものを堪能したつもりになったし,200mも登るとそれなりに寒いのでさっさと下山します。

というところで今回は下山してしまったのですが。

冒頭の立派なお堂はここではなかったようです…。

いや,パッとみたときに「なんか小さいな?」とは思ったのですが。

公式サイトによると,僕が見たのは「山頂本堂」で,冒頭のお堂は「鳳凰殿」というところらしいです。

やっちまいましたねぇ…。

まぁ「また来る理由が出来た」と,ポジティブに受け止めて続けましょう。

不動寺を後にして次は河北潟へと向かいます。

まぁ後はぶっちゃけ金沢に向かって帰るだけという感じではありますが。

写真では下りっぽく見えないけど,結構な下りが続きます。

最近はVブレーキのクロスバイクに乗ることが多かったせいか,キャリパーブレーキの効きの悪さに驚きながら,恐る恐る下っていきます。

いや,斜度によってはホントに止まらないのね…。

ブレーキを握る手が疲れたので休憩ついでにパシャリ。まだ結構高い。

ここからはひたすら山の中を走って行きます。

不動寺クライムでもうエネルギー切れの状態ですがひたすら頑張ります。

なんでわざわざ遠回りするようにコースを作ったのか。

後悔しかない,とはこのことです。

もっと素直にまっすぐ河北潟方面に向かうようにコースを引いておけばよかった…。

なんてことをボヤいていると。

森林公園の看板。

高校の遠足のときに森林公園まで歩いたような気がしたりしなかったり。

なんてことを思い出しつつ,とにかく漕ぐ。

輪島の白米千枚田もいいけど,こういう緩斜面に作った棚田も結構好きです。

遠足のときにこんな感じの景色を見た覚えがあるような無いような。

そんな郷愁に浸りながら,そして束の間の追い風に乗りながら,緩い下り坂を調子よく進みつつ。

ふと手元に目をやると。

Garmin「オフコースだぜ!」

(゚ω゚)!!!

(゚ω゚)オフコース…

(゚ω゚)サヨナラ

(゚ω゚)サヨナラ…

(゚ω゚)サヨナラ……

(゚ω゚)アァ…

(゚ω゚)モウスグ…ソトハ…シロイフユ…

戻りまーーーす。

登りまーーーす。

という訳で,登り基調の道を戻ること幾ばくか…。

目の前に現れるは,本日最後の登り坂。

しらんがな。

もうどうにでもなれ。

無心で漕いでりゃ,いつかは終わる。

という訳で,無駄に遠回りコースにしてしまったせいで登る羽目になった坂です。

ひたすら愚痴りながら無心で進んでいきます。

このときほど,今回のコースを恨むことはなかった。

まぁいうて100m程度なので,卯辰山程度のもんですよ。

漕いでりゃ終わる。

そんなこんなで激寒ダウンヒルも終わらせると。

平地!!!

やっと山から抜けた!!!

いやマジで,クッッッッッッッッッッソしんどかった。

ここからは河北潟に向かってひたすら平地をただ進んでいくだけです。

しばらく行くと到着。

これより河北潟!長かった!ここまで50kmくらいなのに!

車も人も一切なし!信号ももちろんなし!

ひたすらまっすぐドーン!

いやー,これはこれで。

飽きるわ…。

体力が残っていれば,ふざけたりも出来るんだろうけど…。

景色も変わらなさ過ぎてしんどい。

ずーーーっと変わり映えのしない河北潟を抜け,振り返って写真撮影。

走っているときは意外と水辺が見えなかったので,やっと潟っぽい感じに。

ここに来るまでに,ケヤキ並木っぽいインスタ映えスポット的な場所があるんだけど。

というか,一瞬遠くに見えたんだけど。

無心で漕いでいたらいつの間にか通り過ぎて見えなくなった。

まぁいいか。

そして,写真に写る謎の何か。

「河北潟UFO事業」

UFOは羽咋じゃなかったっけ。

なぜに河北に。

いや,そもそもUFO事業ってなんじゃらほい。

そんなこんなで,河北潟を後にして後は金沢駅に向かいます。

本当は犀川まで行って,犀川沿いのサイクリングコースを遡上してきたかったのですが。

力尽きてやむなし,金沢港付近から石川県庁前を通って金沢駅に到着です。

死にそうになってたのでゴールの写真は撮り忘れました。

駅西側なので,こんな感じでゴールです。この写真は別日のものですが。

まとめ

という訳で,新幹線の見える丘を経由して倶利伽羅不動寺,河北潟をめぐるコースでした。

ハイライトはこんな感じ。

僕みたいに体力に自信がない人はコースを少し変えて,倶利伽羅不動寺からまっすぐ河北潟方面に下山してくるようにすると,いい感じに楽しめるコースなんじゃないかなーと思います。

あとは実際に走ってみた感想というか気付いた点です。

  • 交通量が多いところはなぜか道幅も狭くて少し走りづらい
  • 倶利伽羅不動寺からの下りは結構斜度がキツいのでブレーキの効きの確認はしっかりと
  • 河北潟から金沢へ向かうときは,道幅的にも綺麗さ的にも,金沢医科大の前の道を通る方がいい
  • 季節的な要因もあるかもしれないけど,全体的に砂利というか小石が多かった気がする

こんなところでしょうか。マイナスなことしか書いてないな。

ではでは,素敵なサイクリングライフを。

スポンサーリンク