先日,ひとりツール・ド・能登のときに特に必要だった荷物があるかということを聞かれました。
実際にやってみてから記事を書くとそれ程大きな問題も無かったので,振り返り記事として荷物のことについてはあまり言及しませんでした。
ただ,あまりロングライドに慣れていない人,特に宿泊や輪行を伴うロングライドの場合は,初めての人は色々と心配になるところもあるかなと思います。
そのため,今回はロングライドをするときの荷物について書いてみたいと思います。
なお,あくまでも個人的な考えによる荷物であって,ライドの継続性(自走できなくなるリスクを極力減らす)や快適性(極力荷物を減らす)をどのようなバランスにするかは結構人に依って異なる部分もあると思いますので,ひとつの参考程度にお考え下さい。
今回は,↓の2パターンについて,出来るだけ細かく書いてみたいと思います。
- 日帰りロングライドの荷物
- 宿泊を伴うロングライドの荷物
基本的には,日帰りのときの荷物がベースになって,日数が増えるにつれて物が増えていく感じになります。
その他に事前に確認しておいた方がいいことや,実際に走ってみて焦ってことはロングライドの事前準備と当日焦ったことに書いていますので,こちらも参考にしてみて下さい。
日帰りロングライドの荷物
まずは日帰りでざっくり100km以上走るときの装備です。コンタクトレンズなど複数回記載が出てくるものがありますが,間違いではなく実際に複数個所に保存しています。
前提条件
- サイクルジャージ1枚だけでも寒くない程度には暖かい時期を想定
- 雨対策は考えていない
- 輪行は無し
身に着けるもの
- サイクルジャージ
- ロングスパッツ(レーサーパンツの下に着用)
- レーサーパンツ
- グローブ(指先が出ているもの)
- ヘルメット
- サングラス
- 靴下
- ビンディングシューズ
- サイクルジャージの背中のポケットにいれるもの
- iPhone
- ポケットサイズのバッグ
- コンタクトレンズ(左右ひとつずつ)
- クレジットカード
- 健康保険証
- 現金
- 鍵(自宅用/チェーンロック用)
- 補給食(好きなもの。出発前や途中で購入/食事する場合は持たない)
- ワイヤーロック(少しだけ駐輪する用。番号タイプ)
ロードバイクに装着するもの
- ボトルケージ(ボトル用とツールケース用の2つ)
- ボトル
- ツールケース
- 予備チューブ
- パンク修理用のパッチ
- チェーンロック(ある程度しっかりと駐輪しておきたいとき用。番号タイプではなく鍵タイプ)
- コンタクトレンズ(左右ひとつずつ)
- 携帯アーレンキー
- タイヤレバー(2本)
- CO2ボンベ(2本)
- 携帯ポンプ(CO2ボンベも対応の2-Wayポンプ)
- フロントライト(充電タイプ)
- テールライト(充電タイプ)
- Garmin
- サイクルコンピュータ
- ケイデンス用センサー(クランクに取り付けるもの)
- スピードセンサー(ハブに取り付けるもの)
宿泊を伴うロングライドの荷物
次に宿泊を伴う場合の荷物です。日帰りの荷物とかなり被る内容もありますが,収納場所が変わったりしますので全荷物を挙げます。
先程と同様に,複数個所に記載されている荷物については間違いではなく,記載通り複数個所に保管しています。
前提条件
- サイクルジャージ1枚だけでも寒くない程度には暖かい時期を想定
- 雨対策は考えていない
- 宿泊先の部屋の中に自転車を持ち込む(=輪行用品が必要)
- 歯ブラシなどのアメニティグッズは宿泊場所に備え付けられているため準備不要
- 長くても3泊4日程度を想定
身に着けるもの
- サイクルジャージ
- ロングスパッツ(1枚を着回し。レーサーパンツの下に着用)
- レーサーパンツ(1枚を洗って着回し)
- ハーフパンツ(宿泊先到着後に外出するため着用)
- グローブ(指先が出ているもの)
- ヘルメット
- サングラス
- 靴下
- ビンディングシューズ
- サイクルジャージの背中のポケットにいれるもの
- iPhone
- 補給食(好きなもの)
ロードバイクに装着するもの
- ボトルケージ(ボトル用とツールケース用の2つ)
- ボトル
- ツールケース
- 予備チューブ(サドルバッグ内のと合わせて2つ)
- パンク修理用のパッチ
- コンタクトレンズ(予備。左右ひとつずつ)
- 携帯アーレンキー
- タイヤレバー(2本)
- CO2ボンベ(2本)
- 携帯ポンプ(CO2ボンベも対応の2-Wayポンプ)
- フロントライト(充電タイプ)
- テールライト(充電タイプ)
- Garmin
- サイクルコンピュータ
- ケイデンス用センサー(クランクに取り付け)
- スピードセンサー(ハブに取り付け)
- サドルバッグ(12L程度)
- サイクルジャージ(日数が増えても1枚だけ。身に着けているものを合わせて2枚を洗って着回し)
- 靴下(同上)
- 予備チューブ(ツールケース内のと合わせて2つ)
- 輪行袋
- エンド金具(リア用)
- スプロケットカバー
- 輪行作業用ゴム手袋(2枚+予備1枚)
- ポケットサイズのバッグ(日帰りの場合にポケットに入れていたもの)
- コンタクトレンズ(予備。左右ひとつずつ)
- クレジットカード
- 健康保険証
- 現金
- 鍵(自宅用/チェーンロック用)
- チェーンロック(ある程度しっかりと駐輪しておきたいとき用。番号タイプではなく鍵タイプ)
- ワイヤーロック(少しだけ駐輪する用。番号タイプ)
- ポシェットのようなもの(小物をまとめて入れておく小さいバッグ)
- iPhone充電用ケーブル
- モバイルバッテリ
- モバイルバッテリ充電用ケーブル
- Garmin充電用ケーブル
- コンタクトレンズ(トータル日数+1日分。基本的にこれを使用して,ツールケース内/ポケットサイズのバッグ内の予備はあくまでも予備)
- ライト充電用ケーブル(フロント/リアは同規格のため1本)
- ウェットティッシュ
- 補給食(ポケットに入らない分があれば)
- 日焼け止め(夏のみ)
まとめ
こうやって一覧にしてみると結構あるように見えますが,実際には12L程度のサドルバックで十分収まる量になっています。
宿泊日数が長くなるような場合や,僻地に走りに行くような場合には,安全のためにタイヤを追加して持って行ったりしてもいいかもしれません。
今回まとめたのはあくまでも,一個人のライド時の荷物という訳なので,自分に合わせて追加/削除するなりして楽しく安全なロングライドを楽しめるようにしましょう!
よかったらこちらも併せてどうぞ!
ロングライドの事前準備と当日焦ったこと