前回に引き続き,石灰を撒いていくお仕事です。
実際に農作業を始めてみると,2日目にしてもう酸性とかアルカリ性とか化学っぽい話が出てきたりして,学校で勉強したことがどこで役に立つのか本当によく分からんですね。
学校自体は人並み以上には勉強は頑張っていたつもりですけど,こんな意外なところで役に立つこともあるんだったらもっと真面目に勉強しておけばよかったですね。
たぶん自分では気付いていないところで,「こういう知識があれば色々考えることができたのにー」っていうシーンが意外と日常の中にもあるんでしょうね。
ある程度社会人生活を送ってみた人が学校とかで勉強を教えるっていうこともあってもいいんじゃないかなとか。
そんなことを思ったりしました。
次の仕事は塾の講師とかやったりしてみようかな?
という訳で石灰の話に戻ります。
石灰を撒こうと思ったら土を戻すところからやらないといけなかったやつですね。
戻す前はこんな感じ。
ちなみに前回の記事で書くのを忘れていたのですが,この時点で深さは大体このくらいでした。
ざっくり25cmくらいですかね。
まぁ大根とかじゃなければ20~30cmほどでいいらしいので,とりあえずOKということにします。
ちょっと休憩
体力がそろそろヤバいことになってきたのでお昼休憩です。
昼食は近所のコンビニで買ってきたパンと野菜ジュースです。
IT企業を辞めることにして農作業始めたのに昼食はその辺のコンビニでちょちょっと調達してきたものとか,これもう時代に逆行してるのか現代的なのかホントよく分からないですね。
やっと石灰撒き
という訳で昨日から掘り起こしていたこの場所を埋め戻していきます。
一瞬でしたわ…。
昨日からのあの大変な掘り起こし作業は一体なんだったのかっていうくらい。
一応25cm程度の深さではありましが,一応表層にあった土は下の方に,深いところにあった土は上の方に持ってくる感じで戻しています。
そしてやっとのこと石灰の登場です。
と思ったんですが。
石灰の袋を切るハサミがねぇ…。
良い感じのハサミ的なものが無いか再度倉庫を物色しにいきます。
すると強そうなコレが!
こういうハサミのこと,何ていうんでしたっけ。
忘れちゃいましたがとりあえずハサミっぽいものがあったので,コイツでザクっと切っていきます。
結局切り込みだけ入れて手でちぎった方が早かったけどね。
よくみると刃の部分が錆まくりだったし。
という訳で石灰の開封の儀も済んで,ようやく石灰を撒く時が来たか!っていうタイミングで。
「このまま袋から撒いたら量がよく分からんな」
一応土壌を中和するために石灰の撒くのでドバーっと撒きすぎてしまってもいかんなと。
そういう訳でまたまた倉庫に秘密道具を物色に行くと,見つかりました。
これです。シャベルです。
ちなみに,スコップとシャベルって西と東で呼び方が逆になるらしいですね。
そんなことを考えてて「あれ,自分はどっちをどう呼んでいたっけ?」とかゲシュタルト崩壊的なよく分からない状態になりつつ,本当にようやく石灰の出番です。
そして一番問題なのがどの程度の量を撒くかですが。
1平方m当たり50gとも200~300gともいわれているようで。
ただ,さすがに50gは少ないでしょーと。
たぶん消石灰の場合だとそのくらいなんだろうなという勝手な素人判断で,とりあえず200gほど撒いてみることにします。
200gっていったら卵2つ分くらいなので,だいたいこんなもんですかね…?
まぁこんなもんでしょう!
ということでササーっと。
何となくそれっぽい。農作業やっているっぽい。
わっさわっさとかき混ぜて石灰をすき込んでいきます。
ひと通りかき混ぜてみたところです。
全然変化がない。
まぁ見た目に違いが出るものではないと思うけど。
もう少し撒いてもいいんじゃないかとちょっと気になって,石灰の袋を見てみると。
「多く散布し過ぎても有機物なのでそんなに悪さしません」的な文言が。
「もうちょっと撒くか!!!」
ということで素人的発想でもう少し撒くことにしました。
が。
「バッサーーー!!!」
まぁ袋から直接出しているからね。こぼすこともあるよね。
こういったところは昔から変わらないですね。
ちょっとした不注意でやらかすとか,何かを忘れてしまうとかよくあるんですよ。
さすがに大した問題にはならないレべルですけど,仕事のときにちょこちょこ自分の中ではやらかしてしまっていたりとか。
シャベルにはさっきと同じくらい出して,撒いてすき込んでおきました。
こぼしたやつは適当にその辺にバーっとまき散らしておけばいいですかね。
という訳で!
石灰撒きは完了したんじゃないかと思いますので!
次は堆肥撒きです!
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