今日も今日とて開墾作業 - 加賀百万石ですが何か?

今日も今日とて開墾作業

昨日に続いて今日も開墾です。

自分でやってみようかなと思ったことはすぐにやってみるのに,仕事だとなかなか手を付けることさえできないのって何故なんでしょうね。

とりあえず鍬

こんな状態からスタートです。

とりあえず今日は,

  • もう少し掘る
  • 石灰を撒く
  • 堆肥を撒く

というところまでを目標に頑張ります。

一晩放置してみて分かったのですが,やっぱり木の根っこのようなものが沢山ありますね。

一晩放置すると根っこが乾いて白くなるので結構目立ちます。

残しておいても問題ないのかはよく分かりませんが,たぶん無いに越したことはないだろうということで目立つものはササっと取り除いていきます。

あらかた取り除いたら今日もこいつの出番です。

伝家の宝刀,鍬です。

今まで畑にしたことがない土地の場合は,可能であれば1mほど掘って土に上下を入れ替えるといいという情報を入手したので,気力の続く限り掘っていきます。

鍬でガシガシやっていてもなかなか深くなっていかないので「何かいいものないかなー」と倉庫を物色しに行くとなんとなんと。

スコップ先生の登場です。

これで土を掘り出す速度も向上です!

生産性が倍に!

と意気込んでさっそく掘りにかかります。

が。

地面が固すぎてそもそも刺さらんわ…。

冷静になると「まぁそうですよね」って感じですね。

いきなり固い地面にスコップでぶっ刺せる訳ないですよね。

たぶんアレだね。

鍬で固い地面をほぐして,ほぐした土をスコップで外に出すんだね。

農具って上手いこと出来てるわ,ホント。

ということで再度鍬に持ち替えて掘っていきます。

が。(2度目)

まーた根っこですよ。

太い根っこがあると鍬は止まるし,引っ張っても抜けないしちぎることもできないし。

クッソ面倒くさいんですけど。

本当はよくないんだろうけど,今日ものこぎり先生の登場です。

そういえば,倉庫の中に色々農具は揃っているっぽいのに,剪定ばさみが何故かなかったんですよね。

そんな高いものでもないんで,次に来るときに買ってきますか。

どんなやつがいいのかさっぱり分からないけど,まぁ切れるやつなら何でも大丈夫でしょう。

という訳で根っこを切りつつ鍬で掘り進めていって,最終的にこのぐらいまでいきました。

スタートのときと全然変わっていないように見えますが,一応進んでいます。

たぶん…。

本当は1mくらい掘った方がいいらしいけど,さすがにそこまではいけないので次の工程に行きます。

なんか家庭菜園やっているっぽい

耕すのはとりあえず終わったことにしまして,次は石灰を撒いていきます。

石灰にはざっくりと3~4種類ほどあるらしく,

  • 普通の石灰(普通ってなんだ。たぶん消石灰?)
  • 苦土石灰
  • 有機石灰
  • 燻炭

みたいなものがあるようです。

そもそも石灰ってなんで必要なの?というところですが,土壌は基本的に酸性になりやすいのに対して,野菜を育てるには弱酸性~中性あたりがいいらしいです。

なので,石灰を撒いて中和してやろうという魂胆のようです。

ITばっかりやっていたころはそんなこと考えたこともありませんでしたが,色々やってみると勉強になることが沢山ありますね。

という訳で石灰が必要な理由と種類は分かりましたので,あとはどの石灰にするかです。

が。(3度目)

メリット・デメリットがよく分からん…。

という訳でササっと調べてみました。

種類 どんなもの? メリット/デメリット
普通の石灰 学校で運動場のライン引きに使うアレ。アルカリ成分がクソ強い。土壌改良用。 良くも悪くもアルカリになりすぎる
苦土石灰 アルカリ成分そこそこ強め。 マグネシウム入り
有機石灰 貝殻とかでできている。アルカリ性は弱め 中和する力は弱いけど,すぐに植え付けできる

めちゃくちゃざっくりした調査ですが,素人が手を出すには有機石灰が良さそうですかね。

あまりアルカリ性が強いとダメらしいので。

あと,有機石灰だとなんか「有機栽培してます」的なことをアピール出来そうだし?

まだ地面を耕し始めて2日目で,ちゃんと作物が実るかすら全然分からない段階ですが。

という訳で,近所のJAでさっそく有機石灰を調達してきました。

「北陸産天然貝化石」らしいです。

よく分からんけど有機っぽい。

という訳でさっそく撒いていきます。

と思いましたが。

地面が掘ったっきりになっていた。

土を戻さないと。

ということで続きは次の記事に書いていきたいと思います。

ちなみに最近勉強のために読んでいる本はこちらの本です。

初心者向けに図や写真が多めに載っているので,とりあえず始めるには便利そうな本だと思います。

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