ひとりツール・ド・能登 〜1日目:その2〜 - 加賀百万石ですが何か?

ひとりツール・ド・能登 〜1日目:その2〜

<1日目ルート>

まずは金沢駅から内灘方面に向かいます。

「もしかしたら人生で最後の石川ロングライドかもな…」

など(まだ始まったばかりなのに)もう感傷に浸りながら,ウォーミングアップがてらのんびり行きます。

3日合わせれば未知の距離のロングライドになるので,とにかく足を使いすぎることが無いように調子の確認も兼ねてまずは高ケイデンス気味に漕いで行きます。

幸い脚の回り具合も比較的調子が良く,内灘大橋の横にある「内灘サンセットパーク」にあっという間に到着です。

1年前,地元に戻ってきてからロードバイクに乗り始めたとき,数回目のロングライド(といっても50kmにも満たない距離ですが)で始めてここまで来たときは,たった10km程度の距離でもだいぶ遠くまで来た気がしてかなり達成感があったものです。

当時はまさか自分がひとりで能登半島を一周することになろうとは思ってもみませんでした。

今となっては,ウォーミングアップで来るような距離になったと思うと,

「この1年で何だかんだ成長したなぁw」

と思いながら写真を撮っていました。

そのまま内灘大橋を通り県道162号を1時間ほど北上して行き,今浜の交差点で左折すると「千里浜なぎさドライブウェイ」に到着します。

「千里浜なぎさドライブウェイって何よ?」という方もいるかと思いますが,「日本で唯一,普通の車で走ることができる砂浜」ということで有名(らしい)です。

もちろん僕も知ってはいましたが来たことはなかったので,

「自動車が走れるなら,ロードでもいけるんじゃないの?」

と思い,今回のライドで楽しみにしていたスポットのひとつです。

砂浜の入り口について「いざ!」と意気込んで砂浜に入ったところ,さっそくハンドルを取られてしまい,

「え?この状態で数kmも走るなんて絶対無理じゃない…?」

という状態で一気に不安になります。

しかし,砂が固まっていなかったのは入り口部分の数m〜数十mだけで,すぐに走れるようになります。

ところどころ少しだけ砂が盛り上がっているところがあって危なそうだったので,多少路面状況を気にしながら走る必要がありますが,

「おおおおお!本当に走れる!砂浜なのに!」

となかなか面白いです。

そのまま8kmほど続く砂浜を走って行くと反対側の出口に到着です。

国内ベストビーチ2016第1位の看板。

「ほぅ…そうか…そりゃよかった」

と大した感想もなくとりあえず看板前で写真だけ撮っていきます。

いや,走っているときは面白かったですよ!

看板のかかっている道の駅で食べ物でも物色していきたいなと思いつつ,まだ始まったばかりで時間が心配なので,そのまま通過してさらに北上して行きます

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