不安定な人生に必要なことは何?

人生は不安定で予測不可能だとよく言われますが、これは実感としてもその通りです。つい昨日まで順調だったことが急に崩れることもあれば、思ってもいなかった方向に話が転がることもあります。

私自身、当たり前に続くと思っていた生活が短期間で変わりました。仕事で心身の調子を崩して休職し、復職して、結局は次を決めないまま会社を辞めています。そのとき考えたことを踏まえて、不安定さとどう付き合うのかを整理してみます。

この記事では、変化が起きたときにどう構えるか、先が読めない状況に何を備えるか、そして人生の目的というものをどう扱うか、という順で書いていきます。

目次

  1. 不安定な時代を生き抜くためには?
  2. 不確実な未来に備えるためには?
  3. 人生の目的を見つけるためには?

1. 不安定な時代を生き抜くためには?

最近の世の中って、なんだかますます不安定だと感じます。技術の進化がめまぐるしくて、次々に新しいものが登場するし、社会情勢も毎日変わっているみたいで、まるで常に地面が揺れているような気がします。安定した生活を送ることが難しくなってきていると、つくづく思います。特に、仕事の変化はすごくて、かつては安泰だと思われていた職業も、今はどうなるかわからない状態です。私はどうやってこの不安定さを乗り越えていけばいいのか、日々考えています。

私自身も、安定していると思っていた生活が短い間に変わった経験があります。仕事で心身の調子を崩して休職し、一度は復職したものの、結局は次を決めないまま会社を辞めました。そのときの経過は休職後に復職・退職・転職を経験して考えたことに書いています。当たり前に続くと思っていた毎日が、そう長くはもたなかったということです。

この経験から思うのは、変化は避けようとしても避けきれないということです。変化は私たちの周りで常に起きていて、それにどう対応するかで、その後の生活はずいぶん変わります。変化をネガティブに捉えるのではなく、そこから何か新しいものを得ようとする姿勢が必要だと感じます。私の場合、会社を辞めた後はIT業界から離れることも考えました。一次産業や自転車に関わる仕事も具体的に検討して、最終的にはまた人工知能や機械学習の分野に戻っています。そのとき何を考えて何を選ばなかったのかは、IT以外の仕事を考えて、結局ITに戻ってきた話にまとめました。

そして、不安定な時代を生き抜くためには自己成長が欠かせないと思います。私たちは常に学び続けることで、環境に適応し、自分を進化させていくことができます。このブログも、休職中に趣味として書き始めたものです。何かの役に立てようと思って始めたわけではありませんが、書くこと自体が気持ちの整理になりました。何か新しいことを始めてみると、始める前には想像していなかった効き方をすることがあるんですよね。

また、自分の強みを知っておくことも大事だと思います。私の場合、転職先で入社直後に関わった案件で、自分なりにゴールを整理して進めた結果が思ったより悪くなかったことがありました。それまで自分の判断に自信を持てなかったので、あの経験は一つの区切りになっています。不安定な時代だからこそ、自分の中に何かしらの軸があると、迷ったときの手がかりになるのだと思います。

そして、周りの人の存在を大切にすることも忘れてはいけません。私は調子を崩していったとき、友人や、同じようにメンタルの不調を経験した知人に話を聞いてもらいました。そのときのことはやりたいことは日常の中にあるに書きましたが、自分が思っていることを誰かに話せるというだけでも、かなり楽になりました。人間関係を大切にすることで、心の安定を保つことができますし、人生において本当に重要なものは何かを見失わずにいられます。

こうして並べてみると、変化そのものを止める方法は一つもありません。できるのは、起きた後にどう動けるかの余地を残しておくことくらいなのだと思います。

2. 不確実な未来に備えるためには?

未来はいつだって不確実ですよね。どれだけ計画を立てても、思いがけない出来事が突然降ってくることがあります。私たちの人生には、何が起こるかわかりません。でも、その不確実性を恐れるのではなく、むしろ受け入れて適応する力をつけることが大事だと感じます。

一つは、学ぶことをやめないことだと思っています。新しいスキルや知識があれば、状況が変わったときに取れる手が増えます。

ただ、学んだことがそのまま次の仕事につながるとは限りません。身につけたつもりのものが結局使わずに終わることもあります。それでも、何が起こるかわからない未来だからこそ、興味を持ったことを少しずつでも学んでおくと、そのときに選べる手が増えるのではないかなと思います。

次に重要だと思うのは、お金の面でのリスク管理です。何かあったときのための蓄えがあるかどうかで、選べる範囲がかなり変わります。私は次の仕事を決めないまま会社を辞めましたが、こういう辞め方ができるかどうかは、そのときの経済的な余裕にかなり左右されると思います。逃げ場がなければ、限界まで働き続けるしかなくなります。

投資について学ぶことも、この範囲に入るかもしれません。投資はリスクを伴いますが、きちんと学べば資産を増やす手段にもなります。私も投資はしています。ただ、これをやれば安心という話ではないので、リスクを理解したうえで自分の判断で選ぶものだと思っています。

そして、未来の不確実性に備えるためには、柔軟性を持つことも非常に重要だと感じます。これまでの生活に固執するのではなく、状況に応じて変えられるところは変えていく。そういう構え方が必要になる場面は、実際にあります。

私の場合、それは働く場所や職種を含めて、一度全部を考え直したことでした。同じ会社で同じ仕事を続けるという前提を外してみると、それまで選択肢だと思っていなかったものが選択肢に見えてきます。結果的に元の分野に戻ったとしても、一度外して考えたこと自体には意味があったと思っています。

未来に対する不安が完全になくなることはないと思います。ただ、備えというのは不安をゼロにするためのものではなく、何かあったときに選べる手を増やしておくためのものなのだろうと考えています。先のことを延々と心配するより、そちらの方がまだ手のつけようがあります。

3. 人生の目的を見つけるためには?

人生の目的を見つけることは、簡単そうに見えてかなり難しいことだと思います。目的があれば毎日の意味づけが変わってくるのは分かるのですが、では何を目的にするのかとなると、途端に手が止まります。

私自身、就職活動のときに「あなたは何をしたいのか」と聞かれて何も答えられなかったことがあります。そのあたりのことはアイデンティティの確立と生きる意味の再定義に書きました。社会が求める自分のことばかり考えていて、自分がやりたいことを考えたことがなかったからです。

だから、まずは自分を知るところからなんだろうと思います。何に興味を持って、何に価値を感じるのか。ただ、これも机の前で考えて出てくるものではなくて、私の場合は実際に環境を変えてみて初めて分かった部分が多いです。IT以外の仕事を具体的に検討してみたら、自分が何を嫌だと思っていたのかがはっきりしました。

小さな目標を置くという話もよく聞きます。大きな目的を先に決めるのではなく、小さな達成を積み重ねているうちに方向が見えてくる、という考え方です。理屈としてはその通りだと思いますし、少なくとも「何も決まらないから何もしない」よりはましなはずです。

それから、目的を持つこと自体がプレッシャーになる場合もあります。そういうときは立ち止まってもいいんじゃないでしょうか。私は休職して、しばらく何もしない時間を過ごしました。あの期間に何かを見つけたわけではありませんが、少なくとも走り続けていたら何も考えられなかったとは思います。

人生の目的を持っていない状態が悪いとも、私は思っていません。目的が見つからないまま日々が回ることもありますし、それはそれで成立します。無理に一つに決めなくても、そのときに決められることを決めていけば、後から振り返って流れになっている。私の場合は、結果としてそういう進み方でした。

不安定さを引き受けたうえで、では何を選ぶのかという話は自分のやりたいことが見つからないときにどう考えるべきかに、先が読めないことを承知で動いた側の話は人生に保証なんて無いのに何に怖気づいてんの?に書きました。

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