地元へ戻った頃、私はロードバイクを生きがいと呼んでいました。休日は天気が良ければ走りに行き、平日も週4日、2時間ほど乗っていました。
ところが、2020年頃から乗らなくなりました。少し飽きてきたこと、夏に乗るのがつらくなったこと、生活環境が変わって自転車を外へ出しにくくなったこと。小さな理由が重なって、乗りたい気持ちより面倒くささが勝つようになりました。
あれほど時間を使った趣味でも、離れるときは意外とそんなものでした。
目次
- 休日のほとんどをロードバイクに使っていた
- 2020年頃から乗らなくなった
- 理由は一つではなく、小さな面倒が積み重なった
- 乗りたい気持ちより、出かけるまでの面倒が勝つ
- 乗らなくなっても、当時の生きがいまで嘘にはならない
1. 休日のほとんどをロードバイクに使っていた
ロードバイクに乗り始めたのは、東京から石川へUターンした頃です。
関東にいた頃は、休日を楽しみにするような趣味が特にありませんでした。テレビやネットを見ながら何となく一日が終わることも多かったです。それが地元へ戻ってからは、天気が良ければロードバイクで出かけるようになりました。
平日でも、仕事が遅くならなければ月曜から木曜まで2時間ほど走っていました。地元へ戻る前後で体重は10kg以上、いちばん減ったときには15kgほど落ちています。友人と走ることもありましたが、基本的には一人で過ごす休日が充実したことの方が大きかったです。
当時の変化は地元にUターン転職して人生は変わったか?に残しています。あの記事でプライベートをプラスと評価できたのは、ほとんどロードバイクのおかげでした。
2. 2020年頃から乗らなくなった
それほど乗っていたのに、2020年頃からロードバイクに乗らなくなりました。
最後に乗ったのが何月だったかまでは覚えていません。もう乗らないと区切りをつけたわけでもなく、振り返ると2020年頃から乗らなくなっていた、というくらいです。
ロードバイク自体は今も持っています。乗りたい気持ちもあります。それでも、実際には乗っていません。
3. 理由は一つではなく、小さな面倒が積み重なった
乗らなくなった理由を一つに決めることはできません。
まず、単純に少し飽きてきました。始めた頃に比べれば、乗りに行こうとする勢いはなくなっていました。
夏の暑さもあります。暑い中で長時間走ることがつらくなり、天気が良くても出かけようと思えない日が増えました。
さらに生活環境が変わり、ロードバイクを気軽に外へ出しにくくなりました。乗り始めてしまえば楽しいとしても、その前に自転車を出す手間があります。以前なら気にならなかった準備が、だんだん面倒になりました。
どれか一つだけなら、まだ乗っていたかもしれません。飽き、暑さ、生活環境の変化が重なって、ロードバイクに乗るまでの距離が少しずつ遠くなっていきました。
4. 乗りたい気持ちより、出かけるまでの面倒が勝つ
今でもロードバイクに乗りたいとは思います。
ただ、その気持ちだけで自転車を外へ出し、準備をして、走り始められるわけではありません。乗りたい気持ちと、実際に乗ることの間には手間があります。今は、その面倒くささの方が勝っています。
これは、ロードバイクが嫌いになったという話ではありません。好きか嫌いかで言えば、今も好きな方だと思います。それでもやらないことはあります。好きなものなら自然に続けられる、というほど単純ではありませんでした。
5. 乗らなくなっても、当時の生きがいまで嘘にはならない
ロードバイクに乗らなくなった今から見ると、あれを生きがいと呼んでいたことが少し大げさに見えます。
それでも、当時の私が休日を楽しみにできたことや、一人で過ごす時間が充実したことまで嘘になるわけではありません。ずっと続かなかっただけで、その時期に大きな意味があったことは変わりません。
今は、一度生きがいと呼んだものを、ずっと続ける必要はないと思っています。生活環境が変われば、好きなこととの距離も変わります。
生きる意味について長く悩んできた経過は生きる意味に悩む人に伝えたいことにまとめています。今は、意味が決まらない日常もそのままでいいと考えていて、その現在地は生きる意味なんかなくても毎日は回るに書きました。
ロードバイクは今も手元にあります。また乗るかもしれませんし、このまま乗らないかもしれません。少なくとも、再開しなければ当時の時間が無駄になる、とは考えなくてよさそうです。