仕事なんて早く飽きてしまえばいいんじゃない? - 加賀百万石ですが何か?

仕事なんて早く飽きてしまえばいいんじゃない?

仕事なんて飽きてなんぼでしょ。

というようなことを最近ときどき思うようになりまして。

3年経てばとりあえず一人前とか言うじゃないですか。

だったらもうその業界・業種のことはひと通り知っている訳で。

だいたい分かってしまったらもう飽きちゃいませんかね。

そんで飽きたらもうその会社は辞めてしまって,さっさと別のことをやってしまえばいいんじゃないですかね。

何十年もよく飽きずに続けられるね

ただただ純粋に思うんですけど,何十年も同じ会社にいると飽きないんですかね。

僕が単に熱しやすく冷めやすいタイプだっていうのもあるかもしれないですけど。

人によっては「飽きちゃうのは工夫もせずにただ言われたことをこなしているだけだからだろ」とかいう人もいそうですが。

でも,同じ会社・同じ環境にいるっていうだけでも飽きるでしょ。

仕事そのものには飽きなくても,このままずっと同じ事務所にいるんだとかいう飽きっていえばいいんですかね。

これからの残りの人生の大半を,今の会社の事務所で過ごすのかとか考えると,それだけで嫌になってきませんか?

地方の企業に転職して一番強く感じたのが,「あぁ,これから定年までずっとここにいるんだな」という閉塞感みたいなものっていうんですかね。

今後の人生が何か見通せてしまったなっていう一種の虚無感みたいなものを覚えたんですよね。

これからの時代はどうなるか分かりませんが,基本的には年功序列で上がっていく給料なので,今後の人生で自分が稼ぐ金額なんてのもすでに分かってしまっている訳で。

今の会社にいるともう僕の人生って,その分かり切っている生涯賃金をどう配分するか,という人生でしかない訳ですよね。

ふと,そんな人生が嫌になってきまして。

そういう意味でも,今の会社を辞めたくなったんだろうなって思います。

先の見える人生なんてまっぴらだ

たぶん,収入の面で今後困ることは出てくるだろうし,今の会社を辞めたことを後悔する時期もあるんだろうけど。

たとえそれでも,先の見通せる人生なんてまっぴらでしょ。

人生,何があるか分からないから厳しくもあり楽しくもある訳で。

いつ交通事故に巻き込まれるかも分からない。

いつ大きな病気にかかるかも分からない。

そんな突然やってくるかもしれない死の瞬間になって「あぁ,もっと別のことをやっておけばなぁ…」なんて絶対に思いたくない。

大人になるってなんだ

おそらく世間の人から見れば,とても子供じみた考えなんでしょう。

僕みたいな人間は,よく人に「大人になれよ」とか言われますよね。

家族に「お前,人として終わってるわ」なんて言われたこともありますよ。

でも大人になるって何なんでしょうね。

分別がつくこと?

大所高所から考えられること?

大人の定義は人によって色々違うでしょうけど,何となくこんなイメージだったりするんじゃないでしょうか。

でも,僕から見ると,偉そうなことを言っている人は,結局自分の人生を諦めただけのつまらない人にしか見えないんですよね。

自分が人生を諦めざるを得なかったのに,他人が人生を謳歌しているのが許せない。

何であいつだけ。

意識的にか無意識的にかは分からないけど,何だかんだそういう感情があったりするんじゃないでしょうかね。

だから,人の人生に口出ししてくる。

何とかマウントを取ることで,自分の人生に意義を求めたがる。

クッソつまらない人間ですよね。

そんな人達の中でも特に嫌いな人種が「とにかく子供に期待する親」ですね。

自分の夢を子供に背負わせたり,自分が正しいと思う道を子供に歩ませることに必死になったり。

人の人生で遊ぶんじゃねーよっていうね。

子供の人生は子供の人生であって,親のもんじゃないんだよ。

自分が諦めた人生を子供に背負わせるなよ。

さっさと仕事に飽きて辞めよう

なんか話がそれましたが。

よく言われる3年は我慢しろってやつ,ありますよね。

それ自体は僕は否定はしません。

3年くらいやってみると一人前になって仕事の全体像が見えてくるからっていうやつですね。

でも,3年も必要かと言われたら疑問ですね。

どれだけの密度で過ごすかで期間は変わってくると思います。

なので,一瞬努力して1~2年くらいは頑張ってみる。

そして,仕事の全体像が見えたらさっさと辞めて次の仕事をやってみる。

そんな感じでいいんじゃないでしょうか。

むしろひとつの仕事をずっとやり続けていく方が,これからの時代はリスクが大きそうですけどね。

もうひとつの企業でずーっと勤め上げればいいような時代じゃないんですよ。

今いる会社が明日ある保証もない訳で。

そんな時代なのにひとつのことしかできないなんて危なすぎるでしょ。

企業自身も副業を認めてきたりしている流れになってきていますよね。

その理由の中に「副業を通して広げた知見を実務に活かしてもらいたい」というのがあるじゃないですか。

これってもう,ひとつの経験しかしていない人間はダメだっていうことを,企業自身が認めちゃっている訳ですよね。

そんな時代にも関わらず,ひとつのことばっかりやっているなんてダメでしょ。

仕事はとにかく早く飽きることができるように頑張る。

飽きたらさっさと辞めて次の仕事をする。

この繰り返しが,これからの時代を生きていく上で必要な力なんじゃないかな。

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