正解を探すより“自分の答え”を作れ

進学や就職、転職などで迷ったとき、どちらが正解なのかを知りたくなります。私もかなり保守的な性格なので、できれば失敗しない方を選びたいと思ってきました。

ただ、仕事を辞めたり、大手ではなくベンチャーへ転職したりした経験を振り返ると、選ぶ前から正解が分かっていたことはありません。結局は、自分で考えて選び、その結果を見ながらまた考えるしかなかったように思います。

目次

  1. 転職先を決めずに会社を辞めた
  2. 大手ではなくベンチャーを選んだ
  3. 自分の答えは後から変えてもいい

1. 転職先を決めずに会社を辞めた

以前の会社を辞めたとき、次の転職先は決まっていませんでした。仕事で心身ともにしんどくなり、一度休職して復職したものの、そのまま働き続けるのは無理だろうと思ったからです。

もちろん、先に転職先を決めてから辞める方が生活は安定します。実際、会社を辞めると決めた後も、本当に次の仕事が見つかるのかという不安はありました。それでも、当時の私にとっては、次を決めるまで今の会社に残ることの方が難しかったです。

周りから見れば、もっと別のやり方があったのかもしれません。ただ、自分の状態や貯金、これ以上続けられるかどうかを考えたうえで、私は先に辞める方を選びました。そのときのことは、人生をリセットしたいと思ったときにも書いています。

2. 大手ではなくベンチャーを選んだ

退職後に就職活動を再開したときは、地元の比較的大きな企業とAIベンチャーのどちらへ行くかで迷いました。待遇や会社の安定だけを見れば、大きな企業を選ぶ方が無難だったと思います。それでも、業務内容にあまり魅力を感じなかったため、最終的にはベンチャーを選びました。

ベンチャーへ入った後は、決まっていないことの多さに苦労しました。一方で、自分で考えて進める余地もあり、それまでの会社では持てなかった自信を持てるようになりました。少なくとも私にとっては、あのときベンチャーを選んだことが、その後の働き方を変えるきっかけになりました。

だからといって、誰にでもベンチャーを勧めたいわけではありません。先が見えないことを面白いと思う人もいれば、それが大きなストレスになる人もいます。私が転職するときに考えていたことは、30代からの初めてのキャリアチェンジに詳しく書いています。

3. 自分の答えは後から変えてもいい

会社を辞める前は、IT業界にはもう関わりたくないと思っていました。ところが、しばらく仕事から離れてから選んだのは、また人工知能や機械学習に関わる会社でした。最初に出した答えを、そのまま守り続けたわけではありません。

選んだ後に違うと思えば、また考え直せばいい。実際に動いたことで初めて分かることもあります。私の場合は、最初から正解を当てようとするより、その時点で自分が納得できる方を選び、後から修正する方が現実的でした。

そもそも何をしたいのか分からないという方は、自分のやりたいことが見つからないときにどう考えるべきかも読んでみてください。