生きるということの本質

「生きることの本質は何か」と聞かれても、誰にでも通用する一つの答えは出せません。人生に何を求めるかが人によって違う以上、本質という言葉で全員をまとめるほど、かえって話が曖昧になるからです。

それでも自分の生活について考えるなら、意味を説明することより、何を選び、何を続けるかを見る方が役に立つと思います。ここでは、生きる意味と日々の選択を分けて考えます。

目次

  1. 「本質」という言葉で答えを大きくしない
  2. 意味が決まってから行動するわけではない
  3. 選べない条件も人生に含まれる
  4. 今の選択を見直せることの方が大切

1. 「本質」という言葉で答えを大きくしない

幸福、成長、他者への貢献など、生きる本質として語られるものはいくつもあります。しかし、どれか一つを全員の答えにすれば、それを大切にしていない人の人生を不足として扱うことになります。

本質を決めるより、自分が何を大切にしたいのかを具体的にした方がよいと思います。仕事、家族、趣味、一人の時間。何にどのくらい時間を使いたいかなら、今の生活と比べられます。

2. 意味が決まってから行動するわけではない

生きる意味を先に決め、それに合う選択だけをする。順序としてはきれいですが、実際には、やってみてから大切さに気づくことがあります。続けていたものに飽きることもあります。

行動の前に意味が完成している必要はありません。気になったことを試し、違うと思えば止め、残したいものが見えたら続ける。その後で、自分にとって何だったのかを言葉にできます。

3. 選べない条件も人生に含まれる

生きることを「選び続ける自由」だけで説明すると、自分で選べない環境や責任を見落とします。時間やお金、体調、家族との関係など、選択を制限する条件はあります。

そのため、何でも自由に変えられるという話ではありません。動かせない条件の中で、どこなら選べるのかを探すことになります。選択肢が少ないときは、何を諦めたくないかを決めることも一つの選択です。

4. 今の選択を見直せることの方が大切

一度選んだものを正解にし続ける必要はありません。選んだときには合っていても、条件や考えが変われば見直せます。

生きることの本質を一文で決めるより、今の時間の使い方に納得しているかを確かめ、違えば選び直せることの方が大切だと思います。

そもそも何を選びたいのか分からない場合は、自分のやりたいことが見つからないときにどう考えるべきかで、嫌なことと試せることから整理しています。生きる意味について考え始めた経緯は、生きる意味に悩む人に伝えたいことにまとめています。