やりたいことは日常の中にある

最近、急速に精神面が悪化してきている自覚のある私です。今までに経験したことのないくらい情緒不安定になったり、歩く速度が遅くなってきたり、記憶力が悪くなってきたりと色々自覚できる程度には「普通ではない」状態になってきているように思います。

ただ、もともとストレスを感じやすい性格であるがゆえに、「みんなこのくらいのことは普通に思っているんだろうな」と思って、イマイチ自分がそれほど悪い状態にいるとは思っていませんでした。今回、さすがにおかしいぞということで、友人であったり、メンタルの調子を崩したことのある知人だったりに色々話を聞いてみました。

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自分は何をしたいのか考えてみた

単純に、自分が思っていることを誰かに話せるというだけでもかなり楽にはなるのですが、その中で今回改めて気付いたことがあります。

「自分は何をしたいのか。どう生きたいのか」

受験のときや就職活動のときなどによく考えることだと思いますが、私は今まであまり真剣にこのことを考えたことがありませんでした。

先ほどの、メンタルの調子を崩した知人もこのことで悩んでいたことがあるようです。正しくは、したいことはあるのにその会社だと実現できなくて生きる意味を見出せなかったようです。

今まではボンヤリと生きてきた私ですが、いざ自分の生きる意味が分からなくなっているときに聞くと真剣に考えようとなります。そこで、ささいなことでもいいので、今までの人生・日常の中で「何かをしたいと思ったこと」「人にしてあげたいと思ったこと」を考えてみました。すると、ひとつの答えが見えてきました。

「人を楽しませることがしたい」

今までの生活を振り返ってみると、例えば、「金沢に来た旅行者っぽい人が地図を見て立ち止まっているのをみると困っていないか尋ねたくなる」ということがよくあります。このときの自分の思いとしては「せっかく金沢に旅行に来たのだから不便なく楽しんでいってもらいたい」というものがあります。

他にも「初心者とロードバイクに一緒に乗りに行くときは、その人に合わせて走りたい」と思うのですが、その理由は「ロードバイクって面白い・楽しいものだと思ってもらいたい」という思いがあるからです。上級者・中級者のペースに合わせて走らされると、「ロードバイク=ツラい」という感想しか残らないのは、経験したことがある方なら分かると思います。

とても小さな取るに足らない理由のように思いますが、特にやりたいことなんて何もないと思っていた私が、自発的に何かをしたいと思うときというのはそういうときなんだなということに気付けたのは大きな発見です。

今の仕事が向いているのか向いていないのかということについて、やる気の問題なのか、やり方の問題なのかなど、色々考えてはみますが結局そういう面から考えても結論なんて出ないんですね。「向いていると思える面もあるけど、別の面だとどう考えても向いていなさそう」というような、どっちつかずな答えしか出ません。なので、合っている合っていないではなくて、どういうことであれば自分は楽しく積極的に行動していけそうかということを考えてみると、また別の世界が見えてくると思います。

もし、自分が何をしたいのかが分からないと悩んでいる方がいたら、日常の中でどんなときに自分が「これをしたい」「こうできたらいいな」と思うようなことがなかったかを考えてみると、自分の本当の思いや意志が見つかるかもしれません。

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